Mint*Garden(ミントガーデン) -外構・エクステリア・造園  プロの庭作りを提案します。(東京町田)

Mint*Garden便り

第6号 2013年3月12日
「味噌作り」

お庭とは直接関係ありませんが、毎年お味噌を手作りします。 手前味噌とはよく言ったもので、自分で作ったお味噌は天下一品。 原材料(大豆・塩・麹)のみで作る、添加物一切なしのお味噌は安心・安全・しかも美味しくて身体に優しいです。 大変そう~と言われますが、手順自体は複雑なものではありません。作り方ご紹介しますね。

材料: 大豆2キロ
塩 750~800グラム
米麹または麦麹(どちらかだけでも、両方合計でも)2キロ(つまり、大豆と同量)
(1) 鍋に大豆を入れて前の晩から水に浸す。大豆は水を含むと倍以上に増えるのでそのつもりで大き目の鍋を用意する。水が足りなかったら翌朝足して、充分に水を含ませる。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(2) 半日以上かけて十分に水を含んだ大豆の入った鍋をそのまま火にかけて柔らかくなるまで煮る。沸騰したらあくを取り、弱火にしてことこと、途中水が足りなくなったら(常に豆が浸る程度に)継ぎ足して気長に煮る。大豆を一粒手に取り、縦に押してすぐにつぶれるくらいまで柔らかくなったら火を止めます。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(3) 麹と塩を合わせておく。
(4) 触れるくらいの温度に冷めたら、柔らかく煮た大豆をつぶす。煮汁は捨てずに取っておきます。さらしの布袋を作り、その中に大豆を入れて麺棒などでつぶすのがおすすめですが、(バーミックスなど)機械を使っても大丈夫。私はいつも機械を使っています。でも、本当は麺棒のほうが豆には優しいと思います。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(5) つぶした大豆と(3)で混ぜた塩・麹を等分に混ぜ合わせて行きます。おにぎりを作る要領で、中に空気を含ませないようにしっかりとまとめます。水分が足りない時は、大豆の煮汁を足してまとまり易いように調整します。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(6) 味噌を熟成させるカメ(常滑焼などの瀬戸物のカメがお勧め。プラスチックの漬物容器などでも出来ると思いますが、私はいつも常滑のカメを使います。)を焼酎で消毒し、底面に塩を多めに振りかけておく。
(7) カメの中におにぎり状に混ぜた材料を投げ込むように入れ、空気を残さないように丁寧に押しながら入れて行きます。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(8) 混ぜた材料を全部入れて、空気を抜いて表面を平らにします。その上に多めに塩を振りかけてラップする。容器一杯にならず、カメの上部に空きがある場合には表面を覆う大きさの皿を下向きにかぶせ、味噌種が直接空気に触れないようにしてから蓋をします。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り
(9) そのまま出来るだけ温度変化の少ない冷暗所で保管、ねかせます。冬の間に作って、翌冬になれば出来上がり。どうしても表面にカビが生えますから、それを取り除けばその下は大丈夫。まろやかな天然味噌が出来あがっています。 Mint*Garden(ミントガーデン)便り

発酵食品は健康の源、一度作ってみたら如何でしょう。 大豆を潰す作業さえこなせば、あとはそれほど厄介ではありません。 美味しいお味噌で体元気になりますよ。

Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子


第5号 2012年11月17日
「炭パワー」

  炭には水や空気を浄化する力があると言われます。浄水器や冷蔵庫の消臭剤に活性炭などが活用されていますし、茶室では炭そのものを置いて空気を浄化させます。

という訳で、炭の持つ浄化する力を実験してみました。

同じ容器にほぼ同じ大きさ形状の植物2種を入れます。

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左 は水のみ  右 は炭+水

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2週間後 
葉の様子に違いが現れてくる。


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4週間後 Mint*Garden(ミントガーデン)便り

左 水のみ     右 炭+水



  炭を入れるだけで、植物を活き活きと保つ力が継続する。切り花だけでなく、鉢植えなどにも炭を入れておくと効果があると聞きます。元気のない植木や植物の根元に炭を置いたり、木を植える時に炭を粉にして根元に入れておくと枯れないで育つとも言われます。炭パワーを活用して放射能にやられて弱った植栽を元気にさせたいです。皆様もご活用ください。


Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子

八ヶ岳の紅葉
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第4号 2012年9月18日
「横浜 三渓園」

横浜市東南部の本牧海岸沿いにある三渓園は、実業家・原 三渓(本名・富太郎)が精魂を傾けて造った名園です。岐阜県白川郷にあった飛騨の民家や、京都や鎌倉のお寺から移築した建物・三重塔など、日本の伝統家屋が、自然に囲まれた素晴らしい庭園と共に見事な景観を作り出しています。それは、単に文化的な価値の高いものを並べたということではなく、日本の伝統文化や宗教的な価値に対する理解と尊敬の念に裏打ちされた、三渓の深い洞察によって形成されていることが分かります。

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「正門を入ると広がるお庭の眺め」

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「京都から移築した三重塔」
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「藤棚から眺める臨春閣」

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「お庭を流れる小川」

「明媚なる自然の風景は造物主の領域に属する。みだりに私有すべきではない。公開するのはむしろ当然の義務である」という三渓の言葉に、彼の矜持が示されており、自然に対する畏敬の念と愛情があふれているように感じます。その景観の美しさに、そこのたたずむ者は心篤く静かに感動を覚えます。

景観の美しさはお金や点数にすることが出来ません。美しい自然の景色に囲まれると人は心の安らぎを覚え、あるいは感動し、心地よさを感じます。景観の持つ力は、数値にして測ることは出来ませんが、確かにあるものだと思います。それは時間をかけて積み上げられ、そこの住む人々の歴史が作り上げたものだからだと。


それはまた、個人の力だけでどうにかなるものではなく、そこに暮らす人々の営みから成り立ち、手入れをしたり、育んだり、分かちあったりする人の気持ちと共にあるものかもしれません。人々の心が調和した暮らしが、見る人に美しい景観となって映るのではないでしょうか。

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「紀州徳川家の別邸だった臨春閣」

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「月華殿」

伝統のある町、例えば京都・奈良・金沢などその町並みの美しさが観光資源となり、人々を魅了します。それは、その町の歴史や伝統を大切に思う人の心のつながりがあってこそ。そこにある価値を感じるために人々は美しい伝統のある町を訪れるのかもしれません。


特別な伝統の町でなくても、美しい景観に出会うことはあります。特別ではない日常の中に景観を作る要素が沢山あります。お庭の手入れをすること、植栽の健康な成長を見守ること、季節の草花を植えること。人の暮らしに寄り添い、日々の暮らしの中に季節を感じる心を取り込むことが、町を美しくする心につながるように思います。

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「聴秋閣」

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「京都から移築した覆堂」
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「鎌倉時代の石塔」


Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子


第三号 2012年9月5日
「生ごみ堆肥づくり」

生ごみ堆肥づくりを始めて10数年経ちます。 「興味はあるけど、どうやるの?臭わない?」とよく聞かれるので、私の手抜き体験談をご紹介します。

まず、材料は野菜くず(人参・じゃがいもなどの皮・へた)、卵の殻、果物の芯や皮、魚の骨、茶がら、など。 チキンの骨は細いものなら大丈夫、モモの太いところはやめときます。 傷んでしまった野菜も、もったいないから堆肥ごみの原料に。 ミミズなどの虫や微生物によって消化・分解されて堆肥になるので、材料になるものは出来るだけ小さいほうが分解され易いです。 なので、芽が出て食べられなくなったジャガイモなどは一口サイズに切ってから使います。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「秋の実り」
Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「梨の実たわわ」
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「かぼちゃ」
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「ゴーヤ」

これらを原料として、発酵を促進させるためには、米ぬかがお勧め。 市販の生ごみ堆肥の促進剤を購入しても良いのですが、結構お値段がするので、度々買うと高くつく。 お米屋さんで売っている米ぬかが安くて、発酵作用は抜群。 ぬか漬けの床になる訳ですから、発酵パワーはお墨付き。

お庭の目立たない場所に穴を掘ります。 そこに原材料と発酵促進の米ぬかを混ぜ込むだけ。 掘った時に出た土を上にかぶせれば目立ちにくくなります。 その上に蓋をかぶせます。 プラスチックのバケツの蓋、発泡スチロールの箱の蓋など、手近にあるものでOK(軽い蓋にはレンガや石などをのせて飛ばされないように)。 蓋をすることで、発酵作用が生まれます。 蓋無しでも上に土をかぶせれば発酵して分解されますが、雑草が生えてきますので、生えた雑草の栄養になってしまう恐れがあります。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「オクラの花」
Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「ねぎ」

毎日出る生ごみをせっせと入れ、時々米ぬかも補充し、穴一杯にします。 溜まったら蓋をしたまま、或いは上に土をかぶせて半年くらいねかせて待ちます。 スペースがあれば隣に別の穴を掘って、同じ作業で生ごみ堆肥づくりを続けます。 半年経ったら、初めに掘って溜めた穴には自家製堆肥が出来上がると言う訳です。

臭いはほとんど感じません。 土に埋めて混ぜ込みますので、発酵の際の臭いも吸収されて感じないのかもしれません。 戸外の穴ですので、雨水が溜まったりすることもありますが、晴れれば元通り。 猫やカラスが来ることもあるので、蓋をきちんとしたほうが安全です。

半年ねかせてできた堆肥は、しっとり水分を含み臭いもほとんどしない(土の香りはします)栄養満点の植物の滋養。 鉢植えの花苗にたっぷりの自家製堆肥を入れて育てると、花つきが一段と良く、次々と咲く花を楽しめます。 勿論その他の植木・植栽・野菜苗も活き活きと育ちます。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「紅梅」
Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり

マンションのベランダでやる場合は、大きめのバケツ・水漏れしない箱にたっぷりの土を入れてから、原料の生ごみ・米ぬかを混ぜ込んだほうが良いと思います。 発酵の具合を確認しながら、米ぬかを随時足して混ぜ込んでいけば、同じように出来ると思います。 ベランダの場合はきっちりかぶさる蓋は(雨除けのために)必須ですね。

興味のある方、是非挑戦してみて下さい。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり Mint*Garden(ミントガーデン)便り 生ごみ堆肥づくり
「神奈川の水がめ・宮が瀬ダム」


Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子


第二号 2012年8月10日
「里山散策」

Mint*Gardenのある東京都町田市や隣接する横浜市、川崎市には今ものどかな里山の風景が残っています。 里山とは、人の営みと共に存在する山里で、昭和の時代には何処にも見られた農村の風景です。 里山の中心は田んぼ。 田んぼに生息する多くの生き物(虫・鳥・蛙など)や植物と共に私達は生活してきました。 四季折々の自然を感じ、生き物の営みに助けられたり、助けたり、人も自然の一部で、自然に育まれる実感がありました。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策
Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策

今多くの人たちは都市生活者となり、人工的に作られた都会で長時間過ごします。 その結果、季節の移ろいを感じる感受性や、風や空気や雲や空を五感で感じ取る感性が弱まっているように思えます。 忙しい日常に追われ、自然の移り変わりや、自然の営みの不可思議に気づき、その美しさに心慰められることさえ、忘れられているように思えてなりません。


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新築のお家が形作られる姿を見ますと、お庭を最小限にして、人工的に手間のかからない面積を広くとるお宅が多く見られます。 恐らく働く両親にとって、子供の世話だけで手いっぱい、お庭まで手が回らない・・ということなのだと。 でもせっかくのマイホーム、家族が暮らす大切なお城ですから、自然と触れ合って、自然に感動したり、 慰められたりする機会をなくしてしまうのは勿体ない気がします。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策
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自宅のお庭でなくても、近所の公園や里山を訪れて、沢山の季節を感じて下さい。 自然の営みの美しさ、たくましさ、繊細さ、優しさ、沢山の驚きや発見があるはずです。 子供時代に触れる自然との時間の大切さは、大人になってからきっと生きてくると思います。 ゲームやパソコンには無い、豊かで不思議な輝きに満ちている世界を、大人も一緒に感じて欲しいと思う毎日です。



Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策 Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策 Mint*Garden(ミントガーデン)便り 里山散策

Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子


第一号 2012年7月20日
「植木の剪定」

植木の成長が著しいこの時期、伸びた枝葉のお手入れは素人には手に負えないお宅も多いことと思います。 プロの植木屋さんに剪定を頼んで、ジャングル状態をさっぱりと解消させたいものです。

いつも頼んでいる植木屋さんで良いかしら・・・他の植木屋さんに替えてみようかしら・・・ でも、どの植木屋さんが良いかどうかも良くわからないし・・・悩みますよね。

Mint*Garden(ミントガーデン)便り 植木の剪定
Mint*Garden(ミントガーデン)便り 植木の剪定

この植木屋さん、本当に腕が良いのかしら、料金は高くない? 数ある植木屋さんの中から選ぶのって、どうしたらよいのかしら・・

植木の剪定と言っても、伸びた表面の枝葉を刈るだけで高い料金を請求されたことありませんか?まあこんなものか~と思ってはみるけど、これじゃあ素人の刈り込みと一緒では?と疑問に思ったことから、私の植木屋さん探しは始まりました。

Mint*Gardenのガードナーの剪定は、表面の枝葉の刈り込みだけでなく、枝打ちや混み合った枝を整理して、植木全体のプロポーションを整えます。秋冬になり葉が落ちて、幹や枝だけになった時に、その腕がはっきりします。常緑樹でも秋冬の姿がすっきりと端正になっているかどうかで、その価値が分かるはずです。


Mint*Garden(ミントガーデン)便り 植木の剪定 Mint*Garden(ミントガーデン)便り 植木の剪定

腕の良い植木屋さんかどうかは、(1)植木の立ち姿を美しく整えるセンスがあるか、(2)その植木の性質や特徴をよく知っているかどうか、で決まります。つまり、生き物である植木の成長に合わせて形を整えながら、健康な成長を促す訳です。

今頼んでいる植木屋さんの腕が確かかどうか、この冬にチェックしてみて下さい。 もし疑問に感じたら、別の植木屋さんに替えてみるのも良いかと思います。 Mint*Gardenがお役に立てましたら、嬉しいかぎりです。

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Mint*Garden便り 担当: コーディネーター 橋口亜由子